
*この記事にはPRが含まれます 商品画像の引用元:amazon.co.jp
トムフォードの隠れた名香水は【ロストチェリー】と【チェリースモーク】,【エレクトリックチェリー】。どれもさくらんぼの甘美な印象から、似ている香水だと思われがち。実は全く違うフルーティーノートなんです。
今回は口コミをもとに、3種類のチェリー系香水の魅力を探ります。
1| トムフォード【ロストチェリー】の香り/口コミは?
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | サワーチェリー,リキュール,アーモンド |
| ミドルノート | ローズ,ジャスミンサンバック,プラム |
| ラストノート | ペルーバルサム,トンカビーン,サンダルウッド,ベチバー |
__濃密に香る、誘惑のチェリー
トム フォードが描く“甘さ”は、ただ可愛いだけじゃない。
危うさと色気を帯びた、中毒性のあるチェリーが、あなたを誘惑します。
トップは、芳醇でジューシーなチェリーの香りがたっぷりと広がり、
次第にアーモンドの香ばしさやローズの華やかさが重なって、香りに深みと艶が生まれます。
そしてラストには、トンカビーンやウッディノートが加わり、
肌の上でとろけるように続く、セクシーで濃厚な余韻へ。
____まさに「飽くことを知らない甘美なチェリー」。
一度嗅げば忘れられない、クセになる香りです。
調香のバランスが見事で、ただ甘いだけじゃなく奥行きがあります。重めの甘さなので、冬の空気にぴったり合います。
セクシーで印象的な香りだから、デートやおしゃれして出かけるときにぴったり。普段使いには難しいけれど、ここぞというときの勝負香水です。
トップからラストまでずっとアーモンド感が続くので、バニラを期待していた私には合いませんでした。アーモンド系が得意じゃない方は要注意かも。
2| トムフォード【チェリースモーク】の香り/口コミは?

| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | ダークチェリー,サフラン |
| ミドルノート | キンモクセイ,アプリコット,レザー |
| ラストノート | ローステッドウッド |
___煙に包まれた、静謐なチェリー
まるで“チェリーのお香”のよう。
甘さとスモーキーさが溶け合う、大人のためのセンシュアルなフレグランスです。
香り立ちは、熟したチェリーの暗陰な色気に、スモーキーな香調が重なり、
まるで静かに揺れる煙のなかに果実が漂うような、奥行きのある香り。
次第に金木犀(オスマンサス)のフローラル感が溶け込み、
アプリコットのような果実感やレザーのような温もりが加わることで、
どこか異国の地の夜風を思わせる、ミステリアスで魅惑的な雰囲気を演出します。
スイートでも軽くはなく、スモーキーでも重すぎない。
“甘い”だけでは満足できないあなたにこそ似合う、
洗練されたチェリーフレグランスです。
忙しい毎日でも、この香りをまとうと気持ちが落ち着いて、背中をそっと押してもらえるような安心感があります。香りが自分の心の支えになっているような感覚です。
甘さは控えめで、時間が経つとほんのりとした温かさが香ってくるタイプ。ユニセックスで使いやすく、特に休日や就寝前におすすめしたい落ち着いた香りです。
チェリーの甘さよりも、ウードやレザーのような力強さが際立つ一本。フローラルや白檀のような深みも感じられ、グルマン系とは一線を画す仕上がりです。
3| トムフォード【エレクトリックチェリー】の香り/口コミは?
___恋が始まる、甘く刺激的な電流
赤く艶めくモレロチェリーの甘酸っぱさに、ジンジャーがスパークするようなアクセントを添え、
心がときめく“恋のはじまり”を感じさせる香り立ち。
プレイフルに香るジャスミンサンバックと、官能的なアンブレットリドが絡み合い、
肌にふれるたびにムスクの余韻が温かく包み込みます。
恋に落ちる瞬間の胸の高鳴りを香りに変えたこの1本。
気まぐれで大胆、でもどこか無邪気な香りを纏いたいあなたが付ければ、ふざけながらも本気で心を奪っていく“小悪魔”のような印象に。
ロストチェリーよりも軽やかで爽やか。チェリーの香りはあるけれどやりすぎていないので、甘さが苦手な自分にもぴったりでした。娘も気に入っていて、親子で好みが似ているのかもしれません。
ふわっと柔らかいのに、一筋縄ではいかない複雑さがクセになります。甘さの中にほんのりスパイスが効いていて、夕方から夜にかけて使うと気分が上がります。
軽やかでつけやすく、香りが濃すぎないのに存在感はしっかり。「次は15回プッシュで様子を見てからフルボトルを」と思えるくらい、使い続けたくなる香りです。
シャボン玉のような清潔感の中にキャンディのようなチェリー感があって、どこかお菓子っぽい印象。甘酸っぱい香りが懐かしいけれど、大人の日常使いには少しチープに感じるかも。
チェリー三部作すべて試した中では軽めですが、合成っぽい甘さが気になりました。本物のチェリー感が欲しい方には、チェリースモークの方が向いているかもしれません。
「エレクトリック」という名前の通り、どこかレトロポップな印象。私にはちょっと華やかすぎて、落ち着いた香りを求めるならロストチェリーの方が好みに合いました。
4| 3種類のチェリー系香水を徹底比較!

| ロストチェリー | チェリースモーク | エレクトリックチェリー | |
|---|---|---|---|
| 香りの印象 | チェリー&アーモンドの甘く官能的なグルマンノート。 | スモーキーでダーク。チェリー×ウッドの妖艶な世界観 | チェリーの甘酸っぱさにジンジャーが弾ける、恋のときめき |
| 甘さの強さ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
| スモーキー感 | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ |
| スパイス感 | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
| 季節感 | 秋冬のデート・ナイトシーン | 秋冬の夜、リラックスした大人の空間 | 春~秋の夕方以降、カジュアル&ロマンティックなシーンに◎ |
| 香りの対象 | レディース向け | メンズ向け | ややレディース |
| 使いやすさ | デートやパーティ、特別なシーン | 周囲と被りにくいが、オフィスユースには難易度高め | 香りの主張も程よく、日常にもなじむ万能型◎ |
5| それぞれに似ている香水は?
5-1| 【ロストチェリー】に似ている香水
ヴァシリーサ【フィオナチェリー&マシュマロ】
少女の夢のような可憐さとふんわりした軽やかさが魅力的。
「スウィートグルマンのチェリー」は、ほんのりお香のようなムスク感を伴いながら、
マシュマロのような甘さで包み込まれます。
【ロストチェリー】と【フィオナチェリー&マシュマロ】。両者とも“チェリー”を中心に据えながらも、フィオナは透明感があり、やさしく日常に寄り添う香りです。
5-2| 【チェリースモーク】に似ている香水
クンダル【パフュームディフューザー ブラックチェリー】
室内用ディフューザーながら、チェリーの甘さにほんのりスモーキーさがプラスされた香り。フレグランスほどの奥行きはないものの、【チェリースモーク】の空気感を手軽に楽しみたい人に人気です。
リビングや寝室で気軽に取り入れられる、甘くも落ち着いた香りが魅力です。
5-3| 【エレクトリックチェリー】に似ている香水
モスキーノ【トイ2 バブルガム】
果実のように弾ける陽気な甘さはよく似ていますが、その奥に潜む表情は少し違います。
同じ「甘さ」を軸にしながら【エレクトリックチェリー】が“夜の小悪魔”なら、【トイ2 バブルガム】は”昼の妖精”。
キャンディのようなトップノートには、無邪気な明るさと遊び心。
しかしジンジャーやローズ、ムスクといった要素が香りに奥行きを与え、
単なる可愛らしさに留まらず、計算されたバランスが香ります。
甘くポップでありながらも、芯のある女性らしさを感じさせる、
“自分らしい甘さ”を持ちたい方にこそおすすめの一本。
6| 手軽に試すなら,香りの定期便カラリア

新しい香水体験
1,000種類のハイブランド香水から、あなただけの一本を見つける
7| まとめ:結局どれがおすすめなの?
【ロストチェリー】がおすすめの人

【チェリースモーク】がおすすめの人

【エレクトリックチェリー】がおすすめの人




