＊この記事にはPRが含まれます 商品画像の引用元: amazon.co.jp, Diptyque公式HP
ディプティック(Diptyque)はパリ、サンジェルマンから誕生したフレグランスブランド。
ニッチなフレグランスブランドでしたが、ここ数年でおしゃれ感度の高い男女から支持され、多くの有名人が愛用しています。
ディプティックの数ある香りの中でも、ベストセラーとして愛され続けるのが【EAU ROSE (オー ローズ)】の香り。
オーローズは「バラの水」とも訳せるように、 ダマスクローズとセンティフォリアローズの魅力を凝縮したフレッシュで軽やかなフローラル。
オードトワレ(EDT)とオードパルファン(EDP)の2種の香りがありますが、印象が全く異なります。
この記事では、オードトワレとオードパルファン――それぞれの魅力を徹底解剖。
ディプティックが【オーローズ】で描いたローズの頌歌を覗いてみましょう。
目次
Outline
1|【オーローズ オードトワレ】の香りは？
ローズ園の朝露―
透き通るローズウォーターが奏でる、軽やかな頌歌
トップノート:ライチとベルガモットの透明感
スプレーした瞬間、まるでローズウォーターを思わせる軽やかなローズの香りが弾ける――。
少し遅れて、”ライチ”のフルーティな甘さと酸味、そこに”カシスグリーン”や”ベルガモット”のアロマティックな香りが、全体にみずみずしさを与えます。
とにかくフレッシュで爽やかな印象。透き通るようなトップが心地よく、何度もかぎたくなるような清々しさ。
ミドルノート:ゼラニウムローズのアロマ感
やがて、”ゼラニウムローズ”のアロマティックなフローラルが前に出てくる。
トップの甘酸っぱさを残しながら、フレッシュなローズが静かに漂い、まるでバラ園の朝を歩いているような、清潔で優雅な温もり。
このナチュラル感がうまく演出されて、気持ちがいい。
ラストノート:ウッド＆ムスキーの石鹸の余韻
最後に訪れるのは、フルーティなローズの残香に、”ムスク”と”シダーウッド”を合わせた余韻。
まさにローズ調石鹸の香りで、清潔感と嗜好の良さが肌にそっと寄り添います。
フレッシュで可愛らしくとにかく清潔―――。
ディプティックの香りの中で1番軽く纏いやすい、万人受けする一本です。
複雑で美しいローズの香り。
ただの薔薇ではなく、重なり合う香りの奥行きが感じられます。微かにメンズのニュアンスもあり、上品で洗練された印象です。（性別不明）
香りの持続力が高い。
1日中香りが続くので、日中に付け直す必要がありません。ヘアオイルとの相性も良く、清楚で女性らしい香りが長く楽しめます。（女性）
爽やかで季節を問わず使える。
フレッシュで軽やかなローズのコロン。春から秋にかけて活躍してくれそうな、嫌味のない香りです。（性別不明）
シンプルすぎて物足りなかった。
ありがちなローズウォーターのように感じてしまい、もう少しおしゃれ感や深みが欲しかったです。（性別不明）
リアルな薔薇ではない印象。
決して嫌な香りではないのですが、想像していた生花のようなローズとは少し違いました。良くも悪くも無難な印象です。（性別不明）
2|【オーローズ オードパルファン】の香りは？
バラ園の夕暮れ―
オードトワレより深く、生花の瑞々しさに進化したローズ
オードトワレよりも賦香率が高いのが特徴。
このオードパルファンでは”ローズ”の別の表情を感じることができます。
“ローズウォーター”の軽やかさは控えめに、”ダマスクローズ”と”センティフォリアローズ”が存在感ある香りで、こぼれ落ちるほど豊かな表情を表しています。
特別なフィラッド ローズエッセンス
このオードパルファンは、“フィラッド ローズ”という特別なエッセンスを配合。
これは花を最初に抽出した後に残るフローラルウォーターを、アップサイクリングによって獲得した”純粋なローズ”のエキス。
このプロセスによって、ローズの繊細なあらゆる香り、特にライチのようなフルーティーさとカモミールの甘いアクセントが表現されています。
トップノート:ライチとゼラニウムの爽やかな青み
オードトワレよりも、”ゼラニウム”が際立つのが特徴。
スプレーした瞬間、少し青々しさから立ち上がって始まる――。
“ライチ”のフルーティーな甘さと、”ゼラニウム”の爽やかな香りが溶け合い、“生花”に近い瑞々しさへ。
ミドルノート：センティフォリアローズの豊かな表情
やがて、”ダマスクローズ”と”センティフォリアローズ”がゆっくりと香りながら落ち着いていく。
生花を摘んだような瑞々しさがあり、清潔な薔薇を感じさせる――。
ずっと薔薇のブーケを抱えているくらいのほんのりとした香り方が、とても上品で軽やかで良い。
ラストノート：ほのかなパウダリーと優しい余韻
最後に訪れるのは、ほんのりパウダリーさも加わったジューシーなバラの余韻。
猛暑日でもむせ返ることなく使え、拡散も控えめでオフィスでも使えそうな、日常的に纏える香りです。
軽やかな生花ローズ。
生花を摘んだようにみずみずしく、清潔感のあるフルーティな青みローズ。猛暑日でもむせ返らず、季節を問わず使いやすいです。（性別不明／女性）
上品で控えめな香り方。
「ずっと薔薇のブーケを抱えている」ようにほんのり香って上品。拡散が強すぎないので周囲を気にせず纏えます。（女性）
万人受けするバランス。
ローズ好きも初めての人も使いやすい、嫌味のない仕上がり。オフィスでも浮かない控えめな存在感です。（性別不明）
ローズよりゼラニウムに寄った。
肌ではローズというよりゼラニウムが主役に。青みのあるハーバル感が強く出る人もいます。（女性）
持続や拡散が控えめ。
オードパルファンでもトワレ並みの持ちに感じ、つい重ね付けしがち。長持ち＆強め投香を求める人には物足りないかも。（性別不明）
3| オーローズ EDTとEDPを徹底比較！
| フィロシコス EDT | フィロシコス EDP | |
|---|---|---|
| 香りの対象 | ユニセックス | ユニセックス |
| 賦香率 | 10％ | 13％ |
| 香りの持続 | ○ | ○ |
| フローラル | ○ | ◎ |
| グリーン | ○ | ◎ |
| パウダリー | ○ | △ |
| フルーティー | ◎ | ○ |
オードトワレ(EDT) は「軽やかさ」「清潔感」を軸にしたローズウォーターのようなフレッシュ感が主張的。
男女ともに使いやすく、春～秋まで幅広い季節感。
軽やかな香り立ちなので、オフィスカジュアルに付けやすいでしょう。
オードパルファン(EDP) はゼラニウム×生花の瑞々しい香り立ちが魅力。
“フィラッド ローズエッセンス”による複雑さと、生花のような自然な香りが楽しめることから、年齢層や性別問わず支持を得ています。
“ゼラニウム”と”ローズ”の自然な香りが好きな方、香水愛好家は手に取るべきでしょう。
4|【オーローズ】に似ている香水は？
ディプティック【オーローズ】のみずみずしいフローラルとバラの官能に酔いしれて――。
香りの変遷は似ていながら、異なる魅力を秘めたフレグランスをご紹介。
ジョーマローン【レッドローズ コロン】
――7種類のバラが織りなす、クラシカルで濃密なローズの調べ
ジョーマローン【レッドローズ コロン】は、7種類のバラを贅沢に使用した濃密なローズの香り。
“スミレの葉”や”レモン”が爽やかさを加え、”ハニーサックル”と”ブルーベル”の甘さが深みを演出します。
【オーローズ】との比較：
どちらもローズを主役としたフローラルですが、【オーローズ】がローズウォーターのような軽やかさとフルーティーな明るさを持つのに対し、【レッドローズ】はより濃密でクラシカルな印象。
よりリッチで重厚なローズの香りを楽しみたい方におすすめ！
クロエ【クロエ オードパルファム】
――パウダリーで優雅な、フレッシュフローラルの定番
【クロエ オードパルファム】は、ローズとピオニーを主役にしたフレッシュフローラル。
パウダリーで優雅な香りは、多くの女性から愛される定番の一本です。
【オーローズ】との比較：
どちらもローズを中心としたフレッシュフローラルで、清潔感のある石鹸のような余韻が似ています。
【オーローズ】がフルーティーで軽やかなのに対し、【クロエ オードパルファム】は女性らしい優雅さが前面に。
よりフェミニンで甘いフローラルを求める方にぴったりの選択肢！
5|【オーローズ】に似合うシーンとファッションは？
オーローズに似合う最適なシーン
ディプティック【オーローズ】は、季節を問わず一年中楽しめる、軽やかで奥行きのあるローズの香り。
バラの持つ自然な甘さと青さが心地よく、森林や公園など自然豊かな場所にぴったり。
性別を問わず使えるので、パートナーとシェアして楽しむのもアリ◎。
離れていても、この香りを纏えばまるで一緒にいるような気持ちになれる――。
そんなロマンティックな使い方ができますよ♪
オーローズに最適なコーディネート
「ディプティック＝特別な日に使う香水」と思われがち。
【オーローズ】はそのイメージを良い意味で心地よく裏切ってくれます。
バラ本来の自然な香りを活かしたナチュラルな調香は、カジュアルな普段着にもすっと馴染む万能さが魅力。
奥行きのあるフルーティーフローラルの香りは、シーンや季節、相手を問わずいつでも使える仕上がり。
気負わずに、でも上品に――。
“あなたらしさ”を引き立ててくれる一本です。
6| 重ね合わせ香水のおすすめは？
香りを重ねる愉しみ――
「レイヤード」や「コンバイニング」と呼ばれるこの手法は、それぞれの香水が持つ個性を掛け合わせ、まったく新しい香りの世界を生み出します。
ディプティックが公式に推奨するこの遊び心で、【オーローズ】の魅力をさらに引き立てる組み合わせをご紹介しましょう。
ディプティック【サン・ジェルマン34 オードトワレ】
サン=ジェルマン大通り34番地にあるブティックの香りをイメージし、複雑なウッドノートで再現した香水。
【オーローズ】と重ねることで、ローズ園に古い木製の家具が置かれたような、クラシカルで温もりのある印象へ。
そこに生まれるのは、どこか懐かしく、洗練されたパリのブティック。特別な日に纏いたい、エレガントな深み。
7|【オーローズ】メンズが付けるのはアリ？
ディプティック【オーローズ】は、一般的な甘いローズの香りとは一線を画す、洗練されたフレグランス。
トップはほんのり甘酸っぱいフルーティー、ミドルはフローラルやグリーンが重なり、
ベースにはウッディーな深みが香ります。
メンズが付けるべき香りとして、このウッディーな余韻こそが最大のポイント。
自然にフィットする優雅さ。
いかにも“男らしい香水”ではなく、個性と品のある香りを求める男性にこそ似合う、唯一無二のウッドノート。
8|【まとめ】結局どちらがおすすめ？
結局どっちがおすすめなの？
EAU ROSE
オーローズ
Eau de Toilette
おすすめの人EDT
- 軽やかなローズウォーターのような香りが好き
- 清潔感のあるフレッシュフローラルが欲しい
- 石鹸のようなパウダリーな余韻を楽しみたい
- 春から秋まで幅広く使える香水を探している
オーローズ
Eau de Parfum
おすすめの人EDP
- ゼラニウムの爽やかな香りが好き
- 生花のような瑞々しいローズが好き
- 自然な香りの香水を探している
- 複雑で奥行きのあるローズフローラルを楽しみたい
ディプティック【オーローズ】。
フルーティー・フローラル・グリーンが絶妙に溶け合い調香師の技が光る――。
甘さに偏らず、自然体の華やかさをまとえる香りは、性別や年齢を問わず誰にでもフィットします。
香水でまとう芸術――。
手にしたあなたのエレガンスをさりげなく引き上げてくれます。
ぜひ自分のスタイルに合った方をチェックしてください。
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