
*この記事にはPRが含まれます 商品画像の引用元: amazon.co.jp , rakuten.co.jp
英国の香りの遺産を受け継ぐJo Malone LONDON (ジョーマローン ロンドン)。
シンプルで洗練された美学が息づくフレグランスは、世界中の香り愛好家を魅了し続けています。
なかでも”ムスク”の香りは根強い人気です。
パウダリーで清潔感のあるホワイトムスク、官能的なブラックムスク。 他の香料と調和しながら、さまざまな表情を見せる奥深い香料です。
この記事では、ジョーマローンのムスク系香水全10種類を徹底解説。 香水名に「ムスク」と表示されていない隠れた名品も含め、それぞれの香りの違いと魅力に迫ります。エレガントな英国の香りとムスクの融合――。それでは見ていきましょう。
☑ この記事のターゲット
- ジョーマローンのムスク系香水に興味がある方
- 上品で洗練された香りを探している方
- ジェンダーフリーで使える香水を求めている方
- プレゼント選びに悩んでいる方
- 1. はじめに:【ジョーマローン ロンドン】を知る
- 2. ジョーマローン【ムスク系】全種類解説
- 2-1. 1.ワイルドブルーベル ――英国の森に咲く、繊細な花々の囁き
- 2-2. 2.イングリッシュペアー&スイートピー――庭園に咲く花と洋梨の、みずみずしい二重奏
- 2-3. 3.アールグレー&キューカンバー――英国の午後を彩る、紅茶の温かな記憶
- 2-4. 4.バジル&ネロリ――ロンドンの街角で香る、洗練されたグリーンの調べ
- 2-5. 5.ラズベリーリップル――夏の記憶を呼び覚ます、甘酸っぱい誘惑
- 2-6. 6.ローズ&ホワイトムスク アブソリュ――砂漠に咲くバラの官能美
- 2-7. 7.ガーデニア&ウード アブソリュ―砂漠の太陽が照らす、白い花の魅惑
- 2-8. 8.バイオレット&アンバー アブソリュ――アラビアンナイトが紡ぐ、スミレの神秘
- 2-9. 9.ムーンリットカモミール――月明かりに咲く花の、穏やかな安らぎ
- 2-10. 10.ポピー&バーリー――英国の牧草地に咲く、爽やかな花の調べ
- 3. ジョーマローンの【ムスク系】は女性に好まれる?
- 4. まとめ:英国の香りとムスクが織りなす、10の物語
はじめに:【ジョーマローン ロンドン】を知る
英国の伝統が紡ぐ、シンプルエレガンスの系譜

ジョーマローン ロンドン(Jo MALONE LONDON)は、1994年にイギリスで誕生したフレグランス&ライフスタイルブランド。
創始者はフェイシャリストの母を持つジョー・マローン。
彼女が初めて作った香りは、母のお得意様5人にプレゼントした【ナツメグ&ジンジャー】のバスオイルでした。
このバスオイルが大好評を博し、注文が殺到。
主婦だったジョー・マローンは夫と共に、1994年ロンドンのチェルシー地区に路面店をオープン――。
これが「ジョーマローン ロンドン」の始まりです。
英国王室も魅了する、洗練された香りの世界

英国王室のキャサリン妃は、ジョーマローンの熱心な愛用者として知られています。
【ウッドセージ&シーソルト コロン】【ワイルドブルーベル コロン】を愛用し、 ウィリアム王子との結婚式では、式場を【オレンジブロッサム】【グレープフルーツ】【ライムバジル&マンダリン】のキャンドルの香りで満たしたそう。
シンプルでありながら記憶に残る――。
ジョーマローンのエレガンスは、英国王室の結婚式という神聖な場にもふさわしい品格を備えていました。
ジョーマローン【ムスク系】全種類解説
ジョーマローンのムスク系香水には、香水名に「ムスク」と表示されていないものが数多くあります。
編集部では全種類の香料を調査し、隠れたムスク系の名品を探し出しました。
それぞれの香りの違いと特徴――。ひとつずつ紐解いていきましょう。
1.ワイルドブルーベル ――英国の森に咲く、繊細な花々の囁き
万人ウケするライトフローラル――キャサリン妃も愛用する、英国らしい気品
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | ブルーベル |
| ミドルノート | パーシモン(柿) |
| ラストノート | ホワイトムスク |
春の訪れを告げる英国の森。繊細で甘みのあるブルーベルの花々が、クリーミーなパーシモン(柿)と溶け合い、みずみずしい序章を奏でます。
やがて訪れるのは、パウダリー感のあるホワイトムスクとサンダルウッドの優しい抱擁。
全ての香りを包み込むように、上品な余韸が肌に残ります。
果物のようにみずみずしくて、上品さもあるフレッシュな香りに癒やされます。軽やかでどの季節にも使いやすい印象。(Amazon)
彼に贈ったところ、すごく喜んでくれました。ユニセックスで使えるので、贈り物として選びやすい点も◎(Amazon)
イングリッシュペアー&フリージアと合わせると、爽やかさの中に上品さが加わってとても良い香りに。気分を変えたいときのレイヤードにもおすすめ。(Amazon)
フレッシュで心地よい香りですが、思ったより早く消えてしまうのが残念。価格を考えると、もう少し長く香ってほしい気持ちがあります。(Amazon)
2.イングリッシュペアー&スイートピー――庭園に咲く花と洋梨の、みずみずしい二重奏
フレッシュなライトフローラルの香り。 甘い香りが好きなメンズに、そして彼女とシェアしたい人に。
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | ウィリアムペアー |
| ミドルノート | スイートピー |
| ラストノート | ホワイトムスク |
ジューシーな洋梨の果汁が弾ける瞬間――。
英国の庭園を彩るスイートピーのフレッシュなフローラルが重なり、清々しい序章を奏でます。清潔感のあるホワイトムスクとサンダルウッドが、 全てを優しく包み込むように広がる、エレガントな余韻。
誕生日祝いに購入したところ、とても喜んでもらえました。贈り物として安心して選べる香りです。(Amazon)
ほどよい甘さに爽やかさもあって、女性らしい香りが好きな人にはぴったり。クセが少ないので普段使いにも◎(Amazon・楽天)
自分には”おばちゃんっぽい”香りに感じてしまいました。もう少し若々しい香りを期待していたので残念。(Amazon)
3.アールグレー&キューカンバー――英国の午後を彩る、紅茶の温かな記憶
紅茶好きな人にはたまらない、温かみを感じるティー&シトラス
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | ベルガモット |
| ミドルノート | キューカンバー |
| ラストノート | ビーズワックス,バニラ,ムスク |
英国の伝統的アフタヌーンティー、アールグレーの茶葉の香り――。
フルーティーなシトラスグリーンと、 甘く温かみを持つビーズワックス・バニラ・ムスクが調香された、 エレガントな紅茶の香りが広がります。
フローラルが苦手な人にも纏いやすい、ユニークな一本。
以前から変わらず使い続けているほど大好きな香り。落ち着く紅茶の香りで、日常にそっと寄り添ってくれます。(楽天)
お花系の香水が苦手でも、この香りは優しくまとえる。紅茶の温かさとシトラスの爽やかさがちょうど良くて、すごく心地いい。(ジョーマローン公式)
とても良い香りなのに、飛びが早い気がして物足りなさを感じました。もう少し長く楽しめたら嬉しい…。(Amazon)
4.バジル&ネロリ――ロンドンの街角で香る、洗練されたグリーンの調べ
万人ウケしやすい透明感のあるグリーンフローラル
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | バジル |
| ミドルノート | ネロリ |
| ラストノート | ホワイトムスク |
ハイセンスでエキサイティングなロンドンの街から着想を得た香り――。
爽やかなバジルとフローラルなネロリのフレッシュで透明感のある序章。 やがてホワイトムスクとベチバーが全体を包み込み、洗練された香りへと昇華します。UKカルチャーが好きな人、自分の個性を大切にしている人にぴったりです。
ただのグリーン系ではなく、柔らかな甘さと持続力があってすごく気に入っています。季節問わず使える万能な香り。(楽天)
透明感があって清潔感も抜群。気負わず付けられるのに、しっかりおしゃれに決まるので、毎日愛用しています。(楽天)
香りは好きなのですが、年々値段が上がっている点だけが少し残念…。気軽に買い替えづらくなってきました。(楽天)
5.ラズベリーリップル――夏の記憶を呼び覚ます、甘酸っぱい誘惑
アイスクリームのように甘い―ひと夏のフルーティームスク
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | レッドカラント |
| ミドルノート | ラズベリー |
| ラストノート | ホワイトムスク |
2025年夏の限定香水――。ラズベリーリップルのアイスクリームに着想を得た、懐かしくも新しい香り。
フレッシュで甘酸っぱいレッドカラントとラズベリー、 清潔感とパウダリー感を持つホワイトムスクが溶け合い、 まるで過去の甘酸っぱい想い出が目の前に広がるよう。甘いムスク香水が好きな女性なら手に取るべき。限定品ならではの特別感も魅力です。
甘いアイスのような香りですが、重すぎずふわっと清潔感もあります。およそ4時間ほどしっかり香りが続くのも嬉しいです。(性別不明)
想像よりも軽やかで、夏でも使いやすい爽やかな甘さ。限定なのが本当に惜しい…ずっと販売してほしい香りです。(女性)
ジョーマローンの香りは普段から好きですが、これは少し甘さが前に出すぎていて私には重たく感じました。(女性)
6.ローズ&ホワイトムスク アブソリュ――砂漠に咲くバラの官能美
大人のための香水とも言える、濃厚で深みのあるバラ
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | ※アブソリュシリーズは全てトップノートがありません |
| ミドルノート | ダマスクローズ、ローズウォーター |
| ラストノート | アンバー、アガーウッド、ホワイトムスク |
砂漠の中心に咲く英国のバラ――。 神秘的で濃厚な、ワンランク上の香り。
甘いダマスクローズの花びらの香りに、 砂漠の熱気を表現したアンバーとアガーウッド、 パウダリー感のあるホワイトムスクが融合し、 コロンシリーズとは一線を画す深みのあるバラの香りを描きます。
【アブソリュ コレクション】でしか生み出せないリッチな世界観――夜のフォーマルなデートにも最適です。大人世代、バラの香りが好きなすべての人に。
ふわりと広がる甘いローズにホワイトムスクが溶け込み、うっとりするほど上品。夜デートにぴったりです。(女性)
ローズ・バニラ・ムスクの絶妙な調和に、ウードの渋みとアンバーの温かみが加わって大人の色香を演出してくれます。(男性)
甘さよりも”ツン”とくるローズが前面に出ていて、少し刺激的に感じました。好き嫌いは分かれそうです。(女性)
リッチで高級感のある香りなのは間違いないですが、気軽に買える金額ではないのが残念。(性別不明)
7.ガーデニア&ウード アブソリュ―砂漠の太陽が照らす、白い花の魅惑
エレガントに香り立つ魅惑のウッディムスク
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | ※アブソリュシリーズは全てトップノートがありません |
| ミドルノート | オレンジフラワー、ガーデニア(クチナシ) |
| ラストノート | アガーウッド、アンバー、ホワイトムスク |
砂漠の太陽の下、白く輝くガーデニアの花が咲き誇る姿――。 魅惑的で、他に類を見ない調香。
ガーデニアとオレンジフラワーの甘く濃厚な香りと、 ウッディに似た落ち着きのあるアンバーを、 ホワイトムスクが際立たせている、リッチな一本。
万人ウケは難しいかもしれませんが、香水愛好家が求める、唯一無二の世界観があります。
8.バイオレット&アンバー アブソリュ――アラビアンナイトが紡ぐ、スミレの神秘
千夜一夜の神秘――物語をめくるようにムスクがやさしく広がる
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | ※アブソリュシリーズは全てトップノートがありません |
| ミドルノート | バイオレット(スミレ) |
| ラストノート | アンバー、ホワイトムスク |
アラビアンナイトの世界観を、英国で愛されているバイオレット(スミレ)で表現――。
バイオレットの甘みのある花とグリーンを感じる葉の香りに、 温かみのあるアンバーとホワイトムスクが重なり、 ミステリアスな香りへと昇華します。
万人ウケは難しいかもしれませんが、ミステリアスでありながら心地良さを感じる大人の香り。 東洋と西洋の美学が融合した、稀有な一本です。
深みのあるアンバーと柔らかなムスクが溶け合い、とても落ち着く。まとうと気持ちが静かに整うようで、夜のリラックスタイムにもぴったりです。(女性)
もっと花の存在感がある香りだと思っていましたが、自分の肌ではスミレがほとんど感じられず少し物足りませんでした。(女性)
9.ムーンリットカモミール――月明かりに咲く花の、穏やかな安らぎ
寝香水としても使える―心身を癒すアロマティックムスク
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | ムーンフラワー |
| ミドルノート | カモミール |
| ラストノート | ホワイトムスク |
寝香水としても使えるくらい、心身が穏やかに落ち着く香り――。
夜に花開くムーンフラワーの優しい香り、 カモミールのアロマティックな落ち着く香り、 ホワイトムスクの清潔感のあるパウダリーな香りがバランス良く調香され、 お布団のような柔らかさや心地よさを感じさせます。
疲れがたまっている人、リラックスしたい人、寝香水を探している人にぴったり。ジョーマローン公式サイトでは「メンズ用」として掲載されていますが、 ジェンダーフリーで使いやすい香りですよ。
ハンカチに軽く吹きかけておくと、ふわっと香って気持ちが落ち着きます。リラックスしたい時にぴったりです。(女性)
優しくて柔らかい香りなので、眠る前に使うと心がふわっと軽くなる感じ。クセがなく包まれるような香りで本当にリラックスできます。(女性)
とても好きな香りなのに、2時間ほどでほとんど香らなくなってしまうのが残念。もっと長く楽しめたら嬉しいです。(性別不明)
10.ポピー&バーリー――英国の牧草地に咲く、爽やかな花の調べ
春野に吹く洗練の風――万人ウケ好評のフローラルムスク
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | ブラックカレント |
| ミドルノート | ポピー |
| ラストノート | バーリー(大麦) |
英国の代表的な花、ポピーが牧草地に咲き誇っている姿を表現した香水――。
みずみずしいブラックカレント、 強調されたフローラルはローズとバイオレット、 イングランドの牧草地のバーリー(大麦)をウッディとムスクで再現し、 全体的に甘すぎない爽やかな香りに仕立てています。
甘すぎない爽やかなフローラルの香りは、ジェンダーフリーで使いやすい! オールジェンダーなムスクを探している方に。
ほんのり甘さはあるけれど、全体としては爽やかで軽やか。男性がまとっていても自然で魅力的な香りだと思います。(Amazon)
自分の肌では終始ツンとした刺激が前に出てしまい、少しキツく感じました。思ったより出番が少なくなってしまっています。(アットコスメ)
ジョーマローンの【ムスク系】は女性に好まれる?

人気のあるブランド「ジョーマローン」と人気の香料「ムスク」――。
このふたつが合わさると、女性からの好感度はかなり高いと思われます。特にジョーマローンの「コロンシリーズ」は、 香りが優しくジェンダーフリーで使える香水が多いところが魅力。女性ウケを狙うならコロンシリーズからチョイスするといいでしょう♪
まとめ:英国の香りとムスクが織りなす、10の物語

ジョーマローンのムスク系香水、全12種類のそれぞれの違いと香りの特徴を解説しました。香水名に「ムスク」と表示されていなくても、 こんなにたくさんのムスク系があることに驚かれたのではないでしょうか。
ムスク系は香水に使われる香料の中でも人気の高い香り。 他の香料との組み合わせで、さまざまな表情を見せてくれます。
シンプルで洗練されたジョーマローンのエレガンス――。
奥深いムスク系の香りの世界を、どうぞお楽しみくださいね♪
• スキンケアマイスター
mensskincaregakuen.com
フェラガモ「シニョリーナ」
ケンゾー「ローパケンゾー」








