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――― 冷たい空気が頬をかすめる季節、心まで温めてくれるのは“香りのぬくもり”。
冬の香水を選ぶとき、こんな疑問が浮かびませんか?
「冬らしい香りって、どんな香り?」
「女性に好印象を与える香りは?」
「重すぎず、存在感のある香りをまといたい」
そんなあなたにこそおすすめしたいのが、冬を象徴するオリエンタルノート。
バニラやアンバーが奏でる、包み込むような甘さと深みが、冷たい空気の中で静かに存在感を放ちます。
この記事では、季節に寄り添う“あたたかく上品な香り”を厳選してご紹介。
読み終えるころには、あなたの魅力を引き立てる冬の香りのパートナーがきっと見つかるはずです。
オリエンタル系メンズ香水とは?冬にぴったりな理由
冬の季節に香水を選ぶ際、温かみのある香りを求める方は少なくないでしょう。
その中でも、オリエンタル系の香水は特に冬に人気が高い香りです。
オリエンタル系香水の特徴

オリエンタル系の香水は、中東やインド、アジアなど、ヨーロッパから見た「東洋」をイメージした香り。
スパイシーでエキゾチックでとにかく濃厚――、冬にぴったりの香調です。
“アンバー”、”バニラ”、”トンカビーン”といった香料を含み、“重厚感のある甘さ”も魅力。
メンズ香水としては2番目に数が多く、
木の香りとして知られるウッドノートに次ぐ人気ぶり。
付け始めはやや香りが強く、時間が経つにつれて、奥深くゆったりとした香りへと変化。
そのエレガンスについつい虜になる――。
冬にはオリエンタル系が最適解である
冬は寒さで空気が乾燥しやすく、香水の香りが薄れがち。
しかし、オリエンタルノートが醸し出す”強さ”と”温かみ”で、冷たい空気の中でも存在感を放ちます。
体温によって香りが優しく温められ、柔らかさと心地よさが増すため、
重ね着による香りの広がりは、他の系統(シトラス、フローラルなど)よりも一段と魅力的。
「頼もしい」「包容力」といった冬のメンズに欠かせない印象を演出する理想の香りとなるのです。
冬に纏いたい、メンズ必見のオリエンタルノートを紹介
ここでは、数多あるオリエンタルノートの中でも、
バニラとアンバリーの2種類の香料を軸に、ウィンターシーズンのあなたの印象を格上げするような香水を厳選。
あなたの直感にしたがって――、ビビッと来たらぜひ手に取ってみてください。
あたかかいアンバー(琥珀)が香り立つ冬香水

① 青りんごから琥珀の官能へ―洗練された男性美の変遷
▶AZZARO【クローム レジェンド】
75ml|4,380円
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | アクアティックスパイス、グリーンアップル、ビターオレンジ |
| ミドルノート | モス、ムスク |
| ベースノート | シダーウッド、ベチバー、アンバー、トンカビーン |
2007年、都会的洗練を徹底的に追求して生まれた、アロマティック・ウッディの傑作――。
まるで朝露に濡れた青りんごを齧ったような、フレッシュでクリアな幕開け。
やがて香りは、”アンバー”と”トンカビーン”によって、オープンなフルーティーからメロウなウッディへと優雅に変貌。
ロマンティックでリッチな、男性的官能性――。
それは、爽快感とコクが程よく溶け合った、大人のアイテムです。
5,000円以内で手に入る、コストパフォーマンスの高さも魅力。日常使いから冬のデートまで、幅広く活躍する一本です♪
② スピードと誘惑の狭間で―赤き情熱の甘さ
▶ Ralph Lauren【ポロ レッド】
75ml|7,700円
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | グレープフルーツ、イタリアン・セドラット、クランベリー |
| ミドルノート | ラベンダー、レッドセージ、レッドサフラン |
| ベースノート | セコイア、アンバー、コーヒーベリー |
ラルフ・ローレンがスポーツカーにインスピレーションを受け、
「スピード」「アドレナリン」「誘惑」をコンセプトにした【ポロ レッド】――。
大胆不敵で、スピーディーに、新しい何かへ挑戦し続ける男性に向けたフレグランス。
“ラベンダー”と”レッドセージ”のハーバルさが混ざり始める――
しかし雄々しくなく、むしろ繊細。フワッと包み込まれるような優しさです。
気分はさながら好きな女性を助手席に乗せて、気を配りながら街をいくよう――。
運転テク抜群でありながら、大切な人への配慮を忘れない、そんな男性の香り。
最後は”アンバー”、”コーヒーベリー”で、都会的で落ち着きのある雰囲気に締めくくられます。
③永遠という名の熱狂―ライブホールのように派手で人を酔わせる
▶ Calvin Klein【エタニティ フォーメン】
30ml|7,590円
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | マンダリン、ラベンダー |
| ミドルノート | ジャスミン、バジル、ゼラニウム、セージ |
| ベースノート | サンダルウッド、ベチバー、ローズウッド、アンバー |
陽気で、際立って男性的な、爽快なクラシックフレグランス――。
世界三大調香師の一人、ソフィア・グロスマンが1990年に生み出した、伝説的な一本。
トップは、一瞬の”マンダリン”と、激しい洋酒テイストの香りで幕が開く――。
まるでオレンジリキュールを口に付けた時のような、センシュアルでクールな香り。
香り全体はパリッとしてクール、”アンバー”が奏でる残り香は森林のように暖かい。
まるで暗いコンサートホールで、光と音が交錯するまばゆいステージのような、派手で人を熱狂させるフレグランスです。
ほっこりと甘いバニラが主役の冬香水

① レモンメレンゲパイの誘惑―クールと温もりが織りなす個性
▶CHANEL【アリュール オム エディシオン ブランシュ】
50ml|15,340円
“アリュール”とは、あなたの個性――あなたと世界との関係性。
温かさとクールさが織り成す、独自のコントラストを描いた【アリュール オム エディシオン ブランシュ】。
フレッシュな”レモン”、”ベルガモット”が香り立ち、次第に”バニラ”と”ウッディ”が調和することで、徐々に温かくなる仕上がり。
まるでレモンメレンゲパイの誘惑のような――洗練されたグルマンの極致を表現しています。
シャネル特有の美しい残り香をそのままに、艶やかな甘みを秘めた唯一のオリエンタル。
この冬、シャネルを纏ってエレガントな男性を演出しましょう。
② 恍惚の夜に溶ける―ミステリアスな男性像の完成形
▶TOM FORD【ノワール エクストリーム】
50ml|25,300円

| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | ネロリ、シナモン、カルダモン、サフラン、ナツメグ |
| ミドルノート | クルフィ(インドの伝統的デザート) |
| ベースノート | サンダルウッド、アンバー、バニラ |
――― ブラック&ゴールドの輝きが象徴する、濃厚で洗練された男の香り。
トム フォード【ノワール エクストリーム】は、ブランドの象徴である“ノワール”をさらに深化させた、究極のミステリアスフレグランスです。
オープニングは、”ネロリ”のほろ苦いシトラスと、”シナモン”や”カルダモン”が織りなすスパイシーな立ち上がり。
やがて現れるメインノート”クルフィ”――インドの伝統的デザートを思わせる、濃厚でクリーミーな甘さが広がります。
スパイスとバニラが絶妙に絡み合い、まるでインドの食後に味わう一口のアイスクリームのような、異国的で官能的な余韻。
どっしりと包み込むような温かみがありながら、決して重くならない。
強さと優しさのバランスが取れた香りは、大人の包容力をそっと引き出してくれます。
___「甘く、スパイシーで、紳士的。」
ひと吹きで漂うのは、ラグジュアリーな夜の気配。
自信と余裕を香りで語る、“魅せる男”のためのノワールです
③光と影を旅する―スパイスロードが導くバニラの頌歌
▶Diptyque【オーデュエル オードトワレ】
50ml|17,630円
ディプティック【オーデュエル】は、旅とバニラに捧げられた詩のようなフレグランス。
始めに香る”ブルボンバニラ”は、3〜4ヶ月の熟成を経て生まれた柔らかな甘さ。
そこに”ショウブ”の瑞々しいスパイスが加わり、”シプリオル”の仄かなスモーキーさが影のように寄り添う――光と闇の間を漂うような、洗練されたバニラです。
甘すぎず、どこかタバコやスパイスを感じるドライなバニラ。
スウィーツのような可愛らしさではなく、知的で都会的なメンズバニラとしての個性を放ちます。
___「甘さの中に、静かな強さを。」
男性がつけても重くならず、軽やかにセンスを感じさせる一本。
冬の季節にこそ映える、大人の余裕と魅惑を香らせる紳士のフレグランスです。
やわらかいトンカビーンの虜になる冬香水

①高品質な肌触りにインスパイアされた―甘美なるウッディムスク
▶BURBERY【タッチ フォーメン】
100ml|5,230円
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | アルテミシア、マンダリンリーフ |
| ミドルノート | ホワイトペッパー、シダーウッド、ナツメグ |
| ベースノート | ベチバー、トンカビーン、ムスク |
まるでカシミアに包まれるような、心地よく上品なウッディスパイス。
高品質な素材の“肌触り(タッチ)”から着想を得たこの香りは、
知性と洗練を香りで表現した、極めて上質なメンズフレグランスです。
アルテミシアとマンダリンリーフが清潔でフレッシュな印象を与え、
ホワイトペッパーとナツメグがスパイシーに香り立つ。
その奥に、シダーウッドとベチバーの深み、トンカビーンとムスクの柔らかい甘さが静かに漂います。
甘すぎず、重すぎず、**「優しい男の香り」**を見事に体現。
穏やかで落ち着いた季節――秋から冬手前にかけて最も輝く一本です。
女性が軽く纏っても似合う、ユニセックスな魅力を持っています。
② 西南アジアの大草原に咲く―杏仁豆腐の甘美なる誘惑
▶Jo Malone LONDON【スカーレットポピー コロン インテンス】
50ml|22,800円
| 香りの変化 | 香料 |
|---|---|
| トップノート | アンブレット |
| ミドルノート | スカーレット ポピー |
| ベースノート | トンカビーン |
―― 西南アジアの大草原に咲く、真紅のポピー。
その花弁の奥に潜む、杏仁豆腐のような甘美な誘惑。
トップのアンブレットがふんわりとしたパウダリーな柔らかさを放ち、
ミドルではスカーレット ポピーがエキゾチックに香り立ちます。
そしてラストはトンカビーンの温もりが包み込み、
バニラやキャラメルを思わせる、ほっとするような甘さに変化。
フローラルというよりも、グルマンの極致――
まるでミルクとアーモンドを煮詰めたデザートのような、官能的で優しい香りです。
寒い冬に纏えば、あなた自身が“香りのスイーツ”に。
ジョー マローンの隠れた名作として、知る人ぞ知る一本です。
【まとめ】温もりと重厚感を纏う、冬の香り

――― 冬こそ、香りで“温もり”をまとう季節。
今回ご紹介したオリエンタルノートの三大香料――アンバー・バニラ・トンカビーン。
それぞれが放つ個性と深みは、寒い空気の中でこそ真価を発揮します。
アンバーは、包み込むような温もり。
バニラは、やわらかく甘い余韻。
トンカビーンは、ほのかな苦みと官能。
これらが肌の上でゆっくりと溶け合い、男性らしさと上品さを同時に引き出してくれます。
ぜひ、あなたの感性に響く一本を選び、冬の装いに香りという最後のアクセントを添えてください。
冷たい空気の中でこそ、温かみのある香りが最も美しく輝く瞬間です。












