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メンズから厚い支持を受けるBVLGARIの香水。
なかでも【プールオム シリーズ】は、ブルガリの歴史の中で最も古くからあり、
「ブルガリ メンズラインの支柱」ともいえる、不動の人気ぶり。
プールオム シリーズは全部で4種類。
どれも洗練された格式あるデザインで有名ですが、香りの機微が少し分かりにくい…
実は、どのプールオムにも代えの効かない、本当の意味で”唯一無二の魅力”が詰まっています。
この記事では、気になるスペック/口コミ/評判から、それぞれが持つ特徴を分かりやすくまとめました。
それでは、自分好みのプールオムと出会いにいきましょう。
はじめに:【プールオム】を知る
プールオムの誕生

宝飾の都ローマから、香りの美学へ
1884年、イタリア・ローマ。銀細工師の家系に生まれたソティリオ・ブルガリが創業した宝飾店から、ブルガリの物語は始まりました。美と洗練を極めたジュエリーは、やがて世界中のセレブリティや著名人を魅了し、
“ローマの至宝”としてその名を馳せるようになります。
そして時は流れ、ブルガリは1993年に香水の世界へと一歩を踏み出します。
記念すべきファーストフレグランス【オ パフメ オーテヴェール】は、“グリーンティー”の爽やかさが印象的なユニセックス香水。ジュエリーと同じく、気品とナチュラルさを融合させた香りは、多くの人の心を掴みました。
続く初のメンズフレグランス【プールオム】では、グリーンティーの清涼感に、男性らしさを引き立てるムスクの柔らかな温もりをプラス。
当時のメンズ香水には珍しかった“ティー系ノート”を軸に据えたそのスタイルは、洗練された男性像を打ち出し、大きな話題と人気を呼びました。
メンズ香水を代表する悠然とした風格

やがて、プールオムは現代的な男性エレガンスを表現し「名香」とも称されるシリーズへ。
広告にはオスカー俳優や著名人を多数起用することで、BVLGARIのブランドイメージを誇示したまま、広い世代で受け入れられるメンズ香水の地位を確立しました。
ナチュラルで違和感のない香りは多くのメンズ香水の参考になっています。
ブルガリ【プールオム】を全種類解説!
定番のウッドムスク【プールオム オードトワレ】
―――オールドスタイルにして、BVLGARIが目指す紳士像の終着点
| 香りの分類 | オードトワレ(EDT) |
|---|---|
| トップノート | ダージリンティー,ベルガモット,ラベンダー |
| ミドルノート | ペッパー,コリアンダー,ローズウッド |
| ラストノート | ムスク,シダーウッド,ベチバー |
| 似てる香水 | ペンハリガン【ジュニパースリング】 |
1995年以降、幾多の男性から支持され続ける、ウッディ×ムスクを軸にした王道メンズ香水。
【プールオム オードトワレ】は、「さりげない爽やかさ」「控えめな個性」といった、
露出せずともふんわりと漂う高級感を楽しめます。
付け始めから”ダージリンティー”と”ベルガモット”が見事に調和し、軽やかで清々しい印象。
ほんのりとしたお茶の香りがセクシーさを演出。
女性でも付けやすく、ジェンダーフリーに受け入れられる優しい香り立ち。
しばらくすると、落ち着きのあるウッディな余韻に浸り―――、深みのある変化に心躍るでしょう。
キツさがなく、すっきりとしたシトラス系。高級感があって、どんな場面でも好印象です。(性別不明)
ふんわりと香る紅茶とベルガモットが絶妙で、爽やかなのにどこか色気があります。男女問わず使いやすいです。(性別不明)
子どもの頃に父が使っていた香り。大人になって改めて使うと、石けんのような清潔感と紅茶の落ち着きを感じます。(40代女性)
強すぎず軽すぎず、無難で安心感のある香り。プレゼントにも喜ばれる一本です。(性別不明)
とても爽やかで良い香りですが、持続時間が短めに感じました。(性別不明)
付け始めのアルコール感が少し強く、鼻にツンときました。好みの問題かもしれません。(30代女性)
人が付けているのは良いのですが、自分の肌では重たく感じてしまいました。香りの残り方が長く、少し甘みに変わりました。(30代女性)
【プールオム エクストレーム】
プールオムの気品に、シトラスが描く春夏の躍動を纏わせて―――
| 香りの分類 | オードトワレ(EDT) |
|---|---|
| トップノート | グレープフルーツ,ダージリンティー,ネロリ |
| ミドルノート | ペッパー,カルダモン,ローズウッド |
| ラストノート | アイリス,ムスク |
| 似てる香水 | ルチアーノソプラーニ【ソロ】 |
まるで南イタリア、シチリア島の柑橘農園で、朝露に濡れたグレープフルーツを手に取り、
果汁が弾ける瞬間。そんな刹那の爽快感を謳ったシトラスムスク。
付け始めから”グレープフルーツ”が煌々と香り立つ――。
爽やかさと躍動感を追求したエネルギッシュな男性のための、クラシックフレグランス。
若々しくも力強い香りは、ブルガリが目指す男性像を損ねることなく、
前作の【プールオム オードトワレ】のような茶葉のアクセントも感じられ、上品さも兼ね備えています。
暖かくなる春先から夏に付けたいフレッシュな名香です。
プールオムよりもグレープフルーツの香りが際立ち、軽やかで清涼感のある印象。暑い季節にぴったりです。(30代・男性)
柑橘のトップがシャープに香り、ベチバーとスパイスが加わることで上品な深みを感じます。(40代・男性)
グレープフルーツの爽やかさからムスクへの変化が自然で心地よい。プールオムの良さをより長く楽しめます。(30代・男性)
さりげなさを抑えて少し強めに香るタイプ。ワンプッシュで十分なので、つけすぎには注意。(30代・男性)
爽やかで良い香りですが、やや主張が強く感じました。使う量を調整した方が良さそうです。(性別不明)
生産終了のレア香水【プールオム ソワール】
夕暮れの物憂げな刻に、古びた洋館で本を閉じる音が聞こえる ___
| 香りの分類 | オードトワレ(EDT) |
|---|---|
| トップノート | ダージリンティー,ベルガモット |
| ミドルノート | ペッパー,パピルスウッド |
| ラストノート | ムスク,アンバー |
| 似てる香水 | カルバンクライン【エタニティ フォーメン】 |
ブルガリ【プールオム ソワール】。「ソワール(soir)」とは、フランス語で「夕方」を意味します。
「夜」ではなく、あえて「夕方」――
夕陽が沈むように、時間が経つにつれてコクと深みが増していく幻想的なスパイシーウッドです。
プールオム シリーズで最もダンディーかつ濃厚な香り。
スプレーした瞬間、”ダージリンティー”の香りがふわっと立ち上がり、”ペッパー”のスパイシーさが加わり、
程よく奥行きがある香りへ。
やがて、この香水の真の主役が姿を現します。
“パピルスウッド”―エジプト文明の世界最初の紙「パピルス」の原料となる植物から抽出された香り―が、個性的なアクセントとなり五感を優しく刺激します。
それは、少し甘い木の香りでありながら、優しげで乾いた紙のような匂いです。
「紳士的で気取らない魅力」を引き立てる、物憂げなのに暗くはない――夕暮れのように懐かしいウッドノート。
現在は生産終了となった、幻の一本です。
爽やかでスパイシー、奥行きのある香りが大好きです。女性から「甘くていい香り」と褒められることも多く、男女問わず好印象です。(男性)
石けんのようなクリーンさとアンバームスクの柔らかさが心地よい。自分のために楽しむ香りとして、休日や夜のリラックスタイムに使っています。(女性)
付けているとよく「いい香りですね」と言われます。夜にも昼にも合う、落ち着いた上品な香りです。(男性)
メンズ寄りの香りですが、甘すぎないフルーティー感があり、女性でも心地よく使えます。ダンディで清潔感のある印象です。(女性)
最初の立ち上がりがやや独特で重く感じました。ただ、時間が経つと落ち着いて良い香りに変化します。(性別不明)
新作のジンジャーティー【プールオム オードパルファム】
30年の歴史を刻む、プールオムの強烈で新たな解釈 ___
| 香りの分類 | オードパルファム(EDP) |
|---|---|
| トップノート | ダージリンティー,ジンジャー |
| ミドルノート | セイロンティー,グアイアックウッド |
| ラストノート | アンブレットシード,ホワイトムスク |
| 似てる香水 | ルラボ【テ ノワール29】 |
2024年春、【プールオム オードパルファム】がメンズラインに新登場。
過去作よりも香料の割合が多く、より深い香りの変化が楽しめるような仕上がり。
香料として大きく違うのは”ジンジャー”と”セイロンティー”の2種。
特に”ジンジャー”のピリリとした刺激的なアクセントが加わったことで、
今までのプールオム シリーズが描いていた「爽やかな茶葉の香り立ち」とは一線を画し、
「スパイシーかつシャープな印象」へと進化しました。
やがて時間がたつごと、”セイロンティー”のクリアな印象が、”ダージリンティー”とのティーブレンドのアコードを形成し、究極のデュオとして展開。
歴史を踏襲しながらも、オードパルファムならではの濃密さと持続性が、
プールオムの新たな一面を見せてくれます。
最初はやや重ためですが、時間が経つにつれて落ち着きのある深い香りに変化します。嫌いな人はいないと思うほど、上品で魅力的です。(女性)
メンズ香水ですが、女性がつけても違和感なし。友人に「どこの香水?」と聞かれることが多く、使い続けられそう。(女性)
プールオムの爽やかさとは違い、穏やかでやさしい香り立ち。ミドル以降にスパイスのエッジが効いていて、色気のある感じが好き!(男性)
トワレの上澄みだけを濃くしたようで、爽やかさや奥ゆかしさが消えた印象。香りが長く残りすぎて重たく感じました。(女性)
トワレの控えめな良さが、濃厚さで台無しになった気がします。香りが強く、ややオラついた印象に感じました。(男性)
プールオム全4種類を徹底比較!
| オードトワレ | エクストレーム | ソワール | オードパルファム | |
|---|---|---|---|---|
| 香りの対象 | ユニセックス | メンズ | メンズ | メンズ |
| 香りの持続 | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
| ムスク | ○ | △ | ○ | △ |
| ウッディ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
| スパイシー(冬向き) | ー | ー | ○ | ◎ |
| シトラス(夏向き) | ○ | ◎ | △ | ー |
プールオム シリーズは4種類とも香り立ち・季節感に個性があり、
ユーザーを飽きさせないブルガリの魅力が詰まっています。
【プールオム エクストレーム】は夏、【プールオム ソワール】・【プールオム オードパルファム】は冬の季節感と相性が良いです。
定番の【プールオム オードトワレ】の香り立ちは、春夏秋冬、性別問わず気兼ねなく付けやすいのも人気の理由。
香りを使い分けることで、ブルガリのエッセンスを肌に感じながら巡る季節を楽しみましょう。
プールオム オードトワレに似てる香水は?
ペンハリガン【ジュニパースリング】
――カクテルのような色気をプラスした、大人の紳士の装い
【ジュニパースリング】は、”ジン”の香りが印象的なトップノートから、ウッディな香りを経て、
最後は落ち着いたムスクの余韻が漂います。
【プールオム オードトワレ】との比較:
香りの変遷と落ち着いたムスク感がとても似ています。どちらもさりげない爽やかさと控えめな個性を持ち、深みのあるウッディな余韻へと変化する流れ。
大きな違いは、【ジュニパースリング】は”ジン”が香ることで、カクテルのような大人の色気とより強いメンズ感が特徴。プールオムの上品な紳士像に、洗練された色気も欲しい方におすすめ!
プールオム エクストレームに似てる香水は?
ルチアーノソプラーニ【ソロ ブルー】
―――より軽やかに、よりお得に楽しむシトラスムスク
ルチアーノソプラーニ【ソロ ブルー】は、すっきりとしたシトラスの爽やかな香りから、軽やかなムスクへと変化していきます。
【プールオム エクストレーム】との比較:
どちらもシトラスの爽快感と軽やかなムスクが魅力。
【プールオム エクストレーム】が持つ”グレープフルーツ”と”ダージリンティー”――
その「上品な躍動感」を、【ソロ ブルー】でも楽しめるでしょう。
ボトルサイズも大きくて値段も控えめなので、お得感があるのが嬉しいポイント。
コストパフォーマンスを重視しながら、爽やかなシトラスムスクを楽しみたい方にぴったりの選択肢!
プールオム ソワールと似てる香水は?
カルバンクライン【エタニティ フォーメン】
―――森林のような暖かみで、力強い紳士を演出
【エタニティ フォーメン】は、”ムスク”と”シダーウッド”を軸に、
森林のような暖かみのある残り香が力強く漂います。
【プールオム ソワール】との比較:
どちらもムスクとウッディノートを基調に、洗練されたエレガンスを凝集。
【プールオム ソワール】が「夕暮れの物憂げな刻」をテーマにした、時間とともに深まるコクが特徴であるのに対し、【エタニティ フォーメン】はクールで爽やかな印象と森林のような暖かみが魅力。
より力強くて頼もしい紳士の雰囲気を演出したい方にぴったりの選択肢!
ブルガリの香水集めるならカラリア!

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まとめ:プールオムはエレガンスな男性像の結晶

今回はブルガリのメンズラインを体現する【プールオム シリーズ】を全種類解説しました。
フレッシュに香り立つ瞬間から、肌の上で微かに寄り添うラストノートまで―――。
完璧といえる各々の個性と男性像の采配を表現していました。
ブルガリが描く「現代的な男性らしさ」にきっとあなたも共感するはず。
若い世代から老紳士まで似合う香りが充実しているので、ぜひ自分に合う一本を手に取ってください。






