
*この記事にはPRが含まれます 商品画像の引用元: amazon.co.jp
ディプティック(Diptyque)はパリ、サンジェルマンから誕生したフレグランスブランド。
ニッチなフレグランスブランドでしたが、ここ数年でおしゃれ感度の高い男女から支持され、多くの有名人が愛用しています。
今回紹介するのは、ディプティックの人気上位のフレグランスとして知られる【オルフェオン (ORPHEON)】。
ジャズバーの名を冠する、煙のように甘く渋いヴィンテージ調のアンバーウッドです。
まだこの香りと出会う前のあなたへ。
この記事では、【オルフェオン オードパルファン(EDP)】の魅力を徹底解剖。
ディプティックが香りで描いた芸術哲学を覗いてみましょう。
1|【オルフェオン】はどんな香り?
60年代、サンジェルマンの夜―
煙草の煙とジャスミンが漂う、アンティークなジャズバーの記憶
「Orphéon(オルフェオン)」――それは、ディプティック本店の隣に位置した伝説のバーの名。
“ジュニパーベリー”と”シダーウッド”、”ジャスミン”が織りなす、夜のオードパルファン。
トップノート:ジュニパーベリーの生き生きとした輝き
スプレーした瞬間、”ジュニパーベリー”のフレッシュで生き生きとした香りが弾ける――。
まるで1960年代のサンジェルマン、カフェバー「オルフェオン」のドアを開けた瞬間のように、期待に満ちた華やかなオープニング。
“ジン”のボタニカルな爽やかさが、これから始まる夜の物語への序章を告げます。
ミドルノート:シダーウッドとジャスミンの調和
やがて、”シダーウッド”の深く温かみのある香り。
古いバーカウンターの木の温もり、そこに漂う”ジャスミン”の白い花の芳香――。
“ジャスミン”がアクセントとなり、香り全体を引き締めることで、単なるウッディではない、上品で包容力へ。
煙草の煙と花の香りが共存する、アンティークな空間そのものの香り。
ラストノート:トンカビーンズのパウダリーな余韻
最後に訪れるのは、”トンカビーンズ”が織りなす、パウダリーで甘美な余韻。
バニラのような温かさとアーモンドのような柔らかさが、肌にそっと寄り添います。
深夜のジャズバーで聴く最後の一曲のように、静謐で懐かしい余韻があなたを包み込みます。
全体的に「大人っぽさ」「アンティーク」を追求。メンズからの支持が厚い納得の一本です。
石鹸のように清潔感があり、オールシーズン使えます。穏やかで優しい香り立ちなので、オフィスにもぴったり。(女性)
あたたかみのあるパウダリーノートが心地よく、リラックスタイムにも最適。寝る前に少しつけるだけで癒されます。(女性)
上品で大人っぽい香り。派手さはないけれど、おしゃれな印象を残します。まさに大人の日常に寄り添う香水です。(女性)
説明通り、ほんのりタバコと古い木製家具のような香りで少し不思議な印象。バーカウンターのような雰囲気がありますが、日常使いは難しいかも。(女性)
少量でもしっかり香るので、つけすぎ注意。香りのクセがあるため、好みが分かれそうです。(性別不明)
期待して試しましたが、独特の香りで万人受けではないかも。とはいえ”自分の香り”を探している方には刺さると思います。(性別不明)
2| オルフェオンに似ている香水は?
ディプティック【オルフェオン】の温かみのあるウッディノートとパウダリーな余韻――。
淡く甘美な変遷に似ていながら、異なる魅力を秘めた香水を紹介します。
メゾンマルジェラ【REPLICA ジャズクラブ】
――ブルックリンの夜に響く、スモーキーなジャズの調べ
メゾンマルジェラ【ジャズクラブ】は、ブルックリンのプライベートジャズクラブをイメージした、メゾン初のメンズ香水。大人びた芳醇なラム酒が香り、スモーキーなタバコの甘みが強い印象です。
【オルフェオン】との比較:
どちらもジャズバーという共通のエピソードを持ち、スモーキーで大人っぽい雰囲気が特徴。
【オルフェオン】が”ジュニパーベリー”と”シダーウッド”の爽やかなウッディノートを持つのに対し、【ジャズクラブ】は”ラム酒”と”タバコ”のアンバリーな甘さが前面に。
ウッド感が控えめで、純粋にスモーキーな甘さを楽しみたい方におすすめ!
ペンハリガン【ジュニパー スリング】
――ジンのボタニカルな輝きが奏でる、森の香りの頌歌
ペンハリガン【ジュニパー スリング】は、ジンの香りづけに使われるフレッシュなジュニパーベリーが主役。
爽やかな森の香りに、”アンゼリカ”と”ブランデー”、さらに”スパイス”、”イリスウッド”が溶け合い、ほのかな甘さがセンシュアルな余韻を残します。
【オルフェオン】との比較:
どちらもトップノートにジュニパーベリーを使用しており、スプレーした瞬間のフレッシュな印象がとても似ています。【オルフェオン】がシダーウッドの深さとジャスミンの優雅さを持つのに対し、【ジュニパー スリング】はブランデーとスパイスのドライな複雑さが特徴。
よりボタニカルでフレッシュなジュニパーの香りを楽しみたい方にぴったりの選択肢!
3| おすすめの重ね合わせ香水は?

香りを重ねる愉しみ――
「レイヤード」や「コンバイニング」と呼ばれるこの手法は、それぞれの香水が持つ個性を掛け合わせ、まったく新しい香りの世界を生み出します。
ディプティックが公式に推奨するこの遊び心で、オルフェオンの魅力をさらに引き立てる組み合わせをご紹介しましょう。
おすすめレイヤード① フィロシコス オードトワレ

イチジクの果実と葉が香るフレッシュフルーティーが魅力の【フィロシコス オードトワレ】。
【オルフェオン】と重ねることで、60年代のジャズバーに地中海の陽光が差し込むような、静謐で生き生きとしたグリーンウッドに変化します。
そこに生まれるのは、古い木製の家具とみずみずしいイチジクの葉が共存する、ヴィンテージでありながら爽やかな香り。夏の夕暮れに訪れたい、開放的なバーの空気感です♪
おすすめレイヤード② タムダオ オードトワレ

神秘的な香木が香るオリエンタルウッドが特徴の【タムダオ オードトワレ】。
【オルフェオン】と重ねることで、パリのジャズバーが東洋の寺院へと変貌を遂げます。
そこに生まれるのは、よりエキゾチックで上品な、海外の高級スパのような深いウッドの世界。
瞑想的でありながら官能的な、複雑な余韻が楽しめますよ♪
4| オルフェオンはどんなファッションに合う?

オルフェオンの懐かしく柔らかいウッドテイストと相性が良いのは、
スーツを着た男性や清潔感のあるフォーマルなコーディネート。
まるで60年代のジャズバーに集う紳士たちのように――オフィス、ディナー、夜のドライブといった「大人の男性像」が問われる場面で魅力を発揮します。
ヴィンテージのレザージャケットやクラシックなスーツスタイルに合わせれば、
タイムレスな洗練さを纏うことができるでしょう。
5| オルフェオンはこんな人におすすめ!
- 温かみのあるウッディノートの香りが好き!
- パウダリーで清潔感のある香水が欲しい!
- ヴィンテージやアンティークな雰囲気が好き
- 大人っぽく上品な香りを探している
- ジャズやクラシックな音楽が好き
- フォーマルなシーンで使える香水が欲しい
6| まとめ

ディプティック【オルフェオン】は、1960年代のサンジェルマンのカフェバー「オルフェオン」の記憶から生まれた、ジュニパーベリーとシダーウッド、ジャスミンが織りなすアンティークな香水。
煙草の煙と白い花が漂うジャズバーの夜――。
その懐かしく包容力のある香りは、大人の男性の魅力を引き立てます。
ヴィンテージな香りを探しているならぴったりです。
オルフェオンの上品な香りを纏って、素敵な夜を演出してみましょう♪


