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ディプティック(Diptyque)はパリ、サンジェルマンから誕生したフレグランスブランド。ニッチなブランドでしたが、ここ数年でおしゃれ感度の高い男女から支持され、多くの有名人が愛用しています。
【ヴォリュート】の香りは、ディプティックから2012年に発売された歴史の長いオリエンタル系香水。実はこんな香りって知ってましたか?
この記事では、個性的でエキゾチックな【ヴォリュート】の「似てる香水は?」「おすすめの重ね合わせ香水は?」など紹介します。
1| ディプティック ヴォリュートの香りは?

香りの変化 | 香料 |
---|---|
トップノート | アイリス,ハニー,タバコ,ドライフルーツ |
ミドルノート | ピンクペッパー,イモーテルフラワー,サフラン |
ベースノート | オポポナックス,ミルラ,ベンゾイン |
煙と風と波の記憶──幼き日の船旅が、香りとなって蘇る。
【ヴォリュート】は、ディプティック創業者のひとり、イヴ・クエロンの少年時代の船旅の記憶から生まれたフレグランス。
タバコの煙や、風になびくシルク、波の泡立ち…そんな五感に焼きついた情景が、香りとして再構築されています。
香調は、1930年代エジプトのたばことおしろいのノスタルジックな甘さが中心。
そこに加わるのは、ドライフルーツのフルーティーな甘み。陶酔感のあるスモーキーさと、温もりを感じるフルーツのコントラストが、唯一無二の奥行きを生み出します。
トップノート”タバコ”

付けた瞬間にふわりと立ちのぼるのは、”タバコ”のスモーキーな渋み。そこに蜂蜜のとろけるような甘さが重なり合います。
序盤からただならぬ余韻を感じさせる、官能と静けさが共存する香り立ちです。
ミドルノート”ピンクペッパー”

“ピンクペッパー”のすがすがしいスパイス感と、サフランの革のようなメンズライクな香りが包容力を誘います。
ラストノート”ベンゾイン”

アイリスの繊細なフローラルに、ベンゾインの静謐なウッディ感が重なり合い、香りは柔らかなパウダリーへと昇華。
甘さ・スモーキーさ・そしてほのかなフローラルが織りなす絶妙なバランスは、性別を問わず、纏う人に凛とした気品をもたらします。
まるで香りが静かに語りかけるような深い余韻――
自分を格上げする1本として、心に残るフレグランスです。

2| 【ヴォリュート】の口コミレビューは?

2-1| 合わなかった人の口コミ
ヴォリュートはスパイスの効いた刺激的なトップノートが特徴で、合わないと感じる人も少なくありません。
しかし、タバコの渋みを感じさせながらもドライフルーツや蜂蜜の甘みが香り立ちを和らげてくれるとの声も多数。
2-2| 買ってよかった人の口コミ
懐かしく温かみのある香調は、肌寒い季節や落ち着いたシーンに好評のようです。
自分の好みや季節に合わせて使い分けると、大人の余裕を演出できる一本かもしれませんね。

3| ヴォリュートに似ている香水は?
ヴォリュートは個性的な香水なので、似ている香水があるかも気になりますよね?印象が似ている香水は以下の2つです。
メゾンマルジェラ【ウィスパー イン ザ ライブラリー】

___スモーキーで甘美。なのに、こんなにも異なる余韻。
【ヴォリュート】と【ウィスパー イン ザ ライブラリー】は、ともに古き良き空間を想起させるスモーキーでノスタルジックな香り。
共通するのは、ほろ苦さのある甘さと、乾いた木の温もりが生み出す静謐な空気感。
【ウィスパー イン ザ ライブラリー】は、古書の紙、バニラ、ペッパー、シダーウッドが織りなす、静かで柔らかなスパイスの余韻。図書館の静けさ、インクの染みた紙の香り…知性と静寂の中に灯る温もりを感じさせます。
ジョーマローン【ダークアンバー&ジンジャーリリー】

日本の神聖な儀式で重んじられる貴重な伽羅の香り。アンバーとブラックオーキッドが深みを与えています。お香に似たパウダリーな甘さとジンジャーのスパイス感がヴォリュートとそっくり。ジンジャーやウォーターリリーがあって華やかな印象。メンズライクな【ヴォリュート】より女性が付けやすいですよ♪
5| ヴォリュートに重ねるべきおすすめの香りは?
ディプティック公式では、香りに奥行きとニュアンスをもたらす“カクテル”スタイルを提案しています。2~3種類のフレグランスを重ねることで、香りに立体感と個性が生まれ、自分だけの香りを楽しむことができます。
【ヴォリュート】のスモーキーで甘やかな香調に、さらなる深みやコントラストを与えるおすすめの香りは、次の2つです。
おすすめ①【ジョーマローン】グレープフルーツ ボディ&ハンドローション

出典:jomalone.jp
「グレープフルーツ ボディ & ハンド ローション」はみずみずしい柑橘系の香りで、気分をリフレッシュさせてくれます!
ヴォリュートに重ねることで、ドライフルーツのオレンジピールのようなフルーティさが際立ちます。ヴォリュートに明るい印象を足したい時にぴったりですね♪
おすすめ②【ディプティック】サン・ジェルマン大通り34番地
サン=ジェルマン大通り34番地のブティックの香りを再現した香水。店内の古い木の香りに包まれ、どこか懐かしく温かい香りです。
ヴォリュートと重ねてみたらなんと「シャネル ココ」のような高級感に変わります♪
シャネル ココの香水は、華麗でありながら強烈な個性を放つ香りが特徴。唯一無二の独創性を演出するならこの組み合わせが良いでしょう。
7| まとめ

ディプティック【ヴォリュート】は、エジプトの古いタバコの香りがベースですが、ドライフルーツや蜂蜜、お香のようなオリエンタルテイストの魅力が詰まっています。メンズ向きで、包容力・余裕を感じるので、ハマる人続出ですよ♪
気になった方はチェックしてください!
